シロアリの被害を最小限に抑える工法
TERMITE
シロアリ対策として、最先端の技術と確かな知識を駆使してサービスを提供しています。まず、シロアリの生息状況をチェックするための専門的な診断を行い、適切な対策を提案します。次に、効果的な薬剤を用いてシロアリの巣を撃退・駆除し、再発防止策を講じます。また、独自の防水システムを導入しており、シロアリが好む湿気を低減することで、侵入のリスクを軽減します。
シロアリの被害について
増改築時の予防処理や早期発見による駆除処理を行うことが大切です
シロアリの被害を受ける建築物は年ごとに増加し、その被害総額も年間1,000億円以上とも言われています。このシロアリ被害は建築物の床下から蟻道を通って侵入して木造部分の内部を食い荒らすため、発見しづらく気がついた時には、土台、柱、などがブカブカになっている場合がよくあります。これらのシロアリの被害から守るために新築や増改築時の予防処理や早期発見による駆除処理を行うことにより、建築物の耐久性を向上させるとともに、建築物の安全性を確保することが極めて重要なことです。
シロアリによる被害
蟻道
シロアリは乾燥に弱く、風や日光を嫌うため、排出物や土砂などで蟻道を作って、木材の食害や水分補給のための通路にします。蟻道は主に束石、基礎、床束、大引きなどの表面に作られます。
蟻土
シロアリは風や日光を嫌うため、食害している木材の割れ目や継ぎ目などに土砂や排泄物を詰めているので、被害発見の手掛かりとなります。
さび
シロアリは木材の表層部を残して内部を食害します。春材(軟かい材)を好み、硬い秋材を食い残すため、食痕は木口面では同心円状、柾目面では直線状、板目面では薄板状となります。
被害を多く受ける
場所
シロアリは湿気を好むため、浴室や台所、洗面所の土台、敷居、床組などあるいは雨もりのあるところがよく被害を受けます。ただし、イエシロアリは水を運ぶ能力もあるため、屋根裏まで加害することがあります。
予防施工について
新築・増改築の際にはシロアリ予防施工を必ずしましょう
シロアリ対策は、新築時の予防施工が最も効果的で経済的です。気づいたときにはシロアリの被害は、かなり進行していますので、新築・増改築の際にはシロアリ予防施工を必ずしましょう。
木部処理
(塗布・吹付け処理)
土台や柱、根太、大引き、下地板などの木部表面に1平方メートルあたり300mlの薬剤を塗布、または、吹付け処理いたします。特に木口や継手の接合箇所、亀裂部分、コンクリート及び石などに接する部分などには入念な処理を行います。
穿孔処理
(穿孔注入処理法)
土台や柱、大引きなどにドリルで穿孔し、薬剤を注入した後に薬剤処理した木栓を埋め込みます。大壁造の壁体にドリルで穿孔し、ノズルを挿入して壁体内部の木材に薬剤を吹付け後、パテなどで壁体を修復いたします。
土壌処理
シロアリは地中から侵入するため、床下全面の土壌に1平方メートル当たり3Lの薬剤を散布いたします。また、基礎や束石及び配管類の立上がり部分の周囲の土壌に1平方メートル当たり5Lの薬剤を散布いたします。基礎の外側の土壌処理は周囲の環境を汚染しないよう、配慮した処理を行います。
シロアリについて
シロアリは社会生活を営む昆虫で、コロニーの組織化という意味ではアリと非常に似かよっております。しかし、アリとシロアリはその形態がまったく異なり、昆虫分類上でもそれぞれ、アリは膜翅目、シロアリは等翅目と所属する目も違います。また、形態的にも見分け方は極めて容易です。アリは胴が細くくびれておりますが、シロアリは胸部と腹部の境にくびれがなく、腹部が多少発達しかつ厚い皮膜に被われています。
今、世界では約2,000種のシロアリが生息し、日本には10数種程分布し、そのうちでも特に我々に大きな被害を与えているのは、イエシロアリとヤマトシロアリの2種です。
お住居に次のような症状があれば危険信号です
・家の内外で、シロアリの羽アリを見つけた。
・近所にシロアリによる被害が発生した。
・床がブカブカする。
・浴室の敷居などが腐っている。
・柱を叩くと空洞音がする。
・床下に蟻道を見つけた。
・庭の杭や板切れにシロアリがいた。
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